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● 髭剃りと散髪 25セント

英語で“Shave and a Haircut”(髭剃りと散髪)または“Shave and a Haircut, Two Bits”(髭剃りと散髪 25セント)と呼ばれる短いフレーズがあります.
誰もが聞いたことのある,このようなメロディーです.
Shave and a Haircut(, Two Bits)
Shave and a Haircut の楽譜

オーディオ sh_1.mid (MIDI) sh_1.mp3 (MP3,56 KB)
“two bits”というのは 25セントの俗称だそうです.

いろいろな変化形もあります.
変化形の例 1
Shave and a Haircut の変化形の例 1 の楽譜

オーディオ sh_2.mid (MIDI) sh_2.mp3 (MP3,56 KB)
変化形の例 2
Shave and a Haircut の変化形の例 2 の楽譜

オーディオ sh_3.mid (MIDI) sh_3.mp3 (MP3,56 KB)
このフレーズのリズムをドアのノックや車のクラクションで鳴らすこともよく行われます.

アメリカでは,このメロディーに合わせて“Shave and a haircut two bits”と歌います.
Shave and a Haircut の歌詞付きの楽譜
他の国でも歌詞が付いているところがあるそうです.日本では歌詞を付けて歌っている例を私は知りませんが,日本にも何かあるのでしょうか?

このフレーズは単独で使われる他に,何かの曲の最後に付けて演奏することもよく行われます.
よく聞く例としては“Turkey in the Straw”(藁の中の七面鳥)があります.日本では通称「オクラホマ・ミクサー」と呼ばれている曲です.「猫ふんじゃった」に付けて弾く人もたまに見かけます.

このフレーズの古い使用例として,1899年に出版された“At a Darktown Cakewalk”という曲が挙がっていることがありますが,その曲を聴いてみたところ,どうも少し違うように思います.